11月23日(水・祝) 荒尾市運動公園のテニスコートと体育館でテニス競技会と卓球競技会が開催されました。
テニス競技には熊本、荒尾、玉名ブランチから12人のアスリートが、地元の荒尾海陽中学校と八代高校の生徒の皆さんとダブルスを組んで、ユニファイド競技に臨みました。
中学生の中にも最近テニスを始めた人も多く、アスリートとパートナーが協力してゲームを作っていく場面があちこちで見られ、とても温かい雰囲気の競技会となりました。
閉会式でパートナーを務めてくれた高校生が感想を発表してくれましたが、その中で「1人ではできなくても、2人で協力するとできることがあることを学びました。」と述べていました。まさしく共生社会の実現に希望を感じる言葉でした。彼は、昨年もボランティアをしてくれていて、大切な支援者です。
表彰式では地元の有明高校の吹奏楽部が演奏をして、華を添えてくれました。
卓球競技には熊本、玉名ブランチの18人のアスリートに加えて、SON・福岡より21人、SON・山口から10人のアスリートを迎え、50人近いアスリートが参加しての大規模な大会となりました。
午前中はディビジョニングのための予選(個人技能競技、シングルス、ダブルス)を行い、午後からは決勝が行われました。上手なアスリート同士の対戦では、長いラリーが続くなど、熱戦が展開され、会場は歓声で包まれていました。
競技運営には高校生が大活躍しました。毎年ボランティアをしてくれる九州学院卓球部の皆さんに加え、地元の玉名工業高校と有明高校の生徒さんもボランティアをしてくれていました。
表彰式では荒尾海陽中学校の吹奏楽部が演奏をしてくれて、華を添えてくれました。
両競技ともアスリートと中学生や高校生といった若い人たちが協力して活動している場面がたくさん見られ、これからのスペシャルオリンピックスの未来に光を感じる大会でした。