10/30(日) 開会式を終え、競技が本格スタートしました。
<ボッチャ>
荒尾市運動公園の多目的グラウンドではボッチャ競技会が開催されました。4つのブランチから19人のアスリートと9人のパートナー(一緒にプレーする障がいのない人)がユニファイド形式の4人のチーム競技を行いました。7つのチームを2つのブロックに分け、それぞれのチームが2試合ずつを行って競い合いました。
一球で形勢を大逆転するスーパーショットがあって大歓声が湧いたり、思うようにボールが行かずにため息が出たり、一喜一憂の接戦が続きました。ハイタッチあり、謝る姿あり、ユニファイドならではの障がいのある人とない人が協力してゲームを作る楽しさの中、7試合、約2時間があっという間に過ぎました。
表彰式は、運動公園内の体育館に会場を移し、荒尾第四中学校の吹奏楽部のみなさんの演奏のもと行われました。パートナーの中には初めてこんなメダルをもらったと喜んでおられる方もおられました。
パラリンピックで有名になったボッチャですが、これを機会にますます多くの人にボッチャを楽しんでいただき、障がい者と一緒にする機会をもっていただけるとありがたいです。
<バレーボール>
荒尾市民体育館でバレーボール競技会が開催されました。4つのブランチから13人のアスリートと荒尾第四中学校と有明高校のバレー部の皆さんによるパートナーの皆さんとユニファイド形式の6人制バレーボールでおこなわれました。6人の中に必ず3人以上のアスリートが含まれていなくてはいけません。ボッチャ同様、みんなで協力してプレーし、好プレーに拍手が、珍プレーには微笑みが溢れました。
試合後は、お互いのプレーを褒めあい、また一緒にやろうねと声を交わし、一緒に写真を撮る風景が見られました。ユニファイドがますます広がるといいです。
<水泳>
長洲町のB&G海洋センターで水泳競技会が開催されました。10のブランチから40人のアスリートが参加して、力泳しました。午前中に予選を行い、午後から決勝が行われました。個人種目の決勝の後に、個人種目の表彰、その後リレー競技の決勝を行い、表彰が行われました。表彰式では、大きな笑顔の花がたくさん開きました。
水泳はSON・熊本の中で日頃開催されているプログラムに一番参加しているアスリートの多い種目で、10ものブランチからの参加があり、ブランチを超えた交流もできました。