スペシャルオリンピックス日本・熊本支援チャリティー茶会が開催されました(2018/05/13)

  • 撮影:アスリート前田拓海さん

去る5月13日(日)、泰勝寺跡にある細川家私邸にてスペシャルオリンピックス日本・熊本の活動支援を目的としたチャリティー茶会が開催されました。

このお茶会は、熊本内のお家元がその流派を超えて活動なさっている「五日会」様により毎年開催されているもので今年で17回目を迎えました。

普段は入ることができない細川家のお宅にて、手作りのお茶菓子もふるまわれ、スペシャルオリンピックスをよくはご存知ない方でも、楽しみになさっている方もいらっしゃいます。

 

当日はあいにくのお天気でしたが、しとしと降る雨がお庭の新緑を輝かせていました。

多くのお客様にお越しいただき、12名のアスリートも、羽織袴と振袖姿で、お客様のお出迎えやお運びのお手伝いに参加しました。

お着物の準備や着付け、メイクにいたるまで、「日本現代和装研究会」様にご協力いただき、アスリートやファミリーも普段と違う自分、子どもの姿に思わず笑みがこぼれます。

また、お運びの手伝いの際には、「熊本マリスト学園高校」と「ルーテル学院高校」の茶道部の学生さんにサポートしていただき、緊張もほぐれたようです。

学生の皆さんは水屋でもお手伝いしてくださいました。

お宅の外では作業所のお野菜などの展示即売も行われました。

お茶会は終日大盛況で、それぞれの役割で精を出された皆様に、「かりん会」様特製のちらし寿司がふるまわれました。

 

ほかにも、「九州電力株式会社」様をはじめボランティアの皆さまによる会場設営、「熊本大学教育学部附属特別支援学校」様からは駐車場のご提供など、私共にとって、多くのご協力をあらためて肌身で感じる機会でした。

五日会をはじめ、お茶会の開催にご協力いただきました皆さま、ありがとうございました!

 

♪参加した学生さん、アスリートの感想をご紹介します♪

<熊本マリスト学園高校 坂口 るい さん>

今回アスリートの方と初めて一緒に茶道をさせていただいて 日本の伝統文化広めることの大切さやマナーや作法を改めて学ばせていただきました。

「おもてなし」の心を共有する機会をいただいて本当に感謝しています。また機会があれば宜しくお願いします。

 

<ルーテル学院高校 柴田 真弥瑠 さん>

アスリートの方々と一緒に茶道をさせていただくのは初めてで、緊張しましたがともにこのような体験を出来て嬉しく思います。

またの機会があればご一緒させていただきたいです。このような貴重な機会をいただきありがとうございました。

 

<アスリート 大宅 杏佳 さん>

今回で3回目の参加でした。卒業した学校の先生方や後輩たちが来てくれてとても楽しかったです。振袖を着て、お茶のお運びができてとての楽しかったです。

また来年もしたいです。

 

<アスリート 櫟原 夢乃 さん>

初めての事が出来て楽しかったです。歩き方、座り方が難しかったです。

 

<アスリート 渡邉  さん>

着物が着られて嬉しかったです。