2023年に設立30周年を迎えました!
1991年夏の世界大会に熊本から10歳のアスリートとひとりのボランティアコーチが参加し体操競技で銀メダルを獲得しました。ダウン症と難聴のあるアスリートの快挙は多くの人々の感動を呼び、熊本の地でボランティアの輪が広がり、1993年3月にSON・熊本が設立されました。2003年1月には、特定非営利活動(NPO)法人の認証を受け、法人格を持った団体として新たにスタートいたしました。
現在、熊本市の他に、荒尾、御船、八代、玉名、城南、宇城、菊陽、天草、水俣、植木、小国、人吉で、年間を通して多くのボランティアが共に楽しみながらスポーツプログラムに参加しています。また、チャリティーバザーやアスリート会など、様々なイベント活動も活発に行っています
多くのアスリートとボランティアに支えられSON・熊本はさらに飛躍してまいります。
代表ごあいさつ
誰ひとり取り残さない
共生社会をめざして
日本におけるスペシャルオリンピックス(SO)の聖地として、スポーツを通して知的障がいのある人の自立と社会参加をめざして活動している「スペシャルオリンピックス日本・熊本」は2023年、設立30周年を迎えました。
今、全世界の潮流となっている「誰ひとり取り残さない」というSDGsの理念を先取りし、互いに尊重し合い、共に生きる地域社会をめざし取り組んできました。
長年にわたり、コーチ・ボランティアの皆様をはじめ多くの方々のご尽力によって支えられてきたことに心からの感謝と敬意を表する次第です。
これまで、頑張るアスリートの笑顔、勇気、誇りから感動と優しさをもらい、様々な気付きと多くのことを学び、心と心を響き合わせて共に成長してきました。
ひとりでも多くの皆様に、この活動の素晴らしさに触れていただき、人とのつながりの中で実現できる多様性を認め合う共生社会をめざして、活動の輪、支援の輪がさらに広がることを願っています。これからもご支援ご協力をお願い申し上げます。